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燃費のいいフリード+ハイブリッドを中古で狙いたい。でも、年数がたったハイブリッドはバッテリーが心配ですよね。
結論から言うと、フリード+ハイブリッドの中古は年間の走行距離が長い人なら買いです。ただし仕組みがi-DCDという独特のもので、試乗と記録簿の確認は欠かせません。
この記事を読めば、i-DCDのクセとバッテリーの見方が分かり、ガソリン車と比べてどちらにするかを決められます。
フリード+ハイブリッドのi-DCDってどんな仕組み?
『ハイブリッドならどれも同じでしょ』と思う方も多いはずです。実は、先代フリード+と現行フリードでは、ハイブリッドの仕組みがまったく違うんです。
先代フリード+(GB7・GB8)のハイブリッドは「SPORT HYBRID i-DCD」です。1.5Lエンジンに1つのモーターを組み合わせ、7速のDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)で走ります。
現行フリードのハイブリッドは「e:HEV」で、2つのモーターを使います。ネットの評判を読む時は、どちらの話かを見分けておきましょう。
| 項目 | 先代フリード+(i-DCD) | 現行フリード(e:HEV) |
|---|---|---|
| 型式 | GB7(FF)・GB8(4WD) | GT5〜GT8 |
| エンジン | 1.5L LEB 110PS | 1.5L LEB-H5 106PS |
| モーター | 1つ・29.5PS | 走行用 123PS |
| 変速機 | 7速DCT | 変速機を使わない走り方が中心 |
| 5人乗りの名前 | フリード+ | フリード CROSSTAR 5人乗り |
エンジンとモーターの力を、ギアのある変速機(DCT)で伝える方式です。スポーティにつながる一方で、低い速度では変速のつながり方にクセを感じることがあります。
フリード+の中古全体の選び方はフリード+の中古車の選び方にまとめています。先にそちらで年式の考え方を押さえておくと、この記事も読みやすくなります。

i-DCDの弱点といわれるのはどこ?
i-DCDについてよく聞かれるのは、発進や低速でのギクシャク感です。渋滞でのノロノロ運転で、つながりが気になるという声があります。
これはDCTが、クラッチを使ってギアをつなぎ変える仕組みだからです。CVTのように滑らかに変わる方式とは、乗り味が違うんです。
例えばこんな場面です。
「駐車場で少しずつ前に出したいのに、ぐっと出る感じがする」
「ゆっくり坂を上る時に、一瞬もたつく」
こうした感じ方には個人差があり、車の状態でも変わります。だからこそ、中古では試乗で確かめることが大事です。
ハイブリッドの中古を写真と価格だけで決めるのは避けましょう。i-DCDの乗り味は、平らな道を普通に走っただけでは分かりにくいこともあります。
- 止まった状態からゆっくり発進した時のつながり
- 時速10〜20km前後での加速と減速
- 駐車場での前進とバックの切り替え
- 坂道でのもたつきや異音
- メーターに警告表示が出ていないか
気になる動きがあったら、その場で販売店に伝えて理由を聞いてみてください。整備や学習のし直しで落ち着くものか、部品の交換が必要なものかで話が変わります。
駆動用バッテリーは大丈夫?中古で見るポイント
ハイブリッドの中古で一番の心配は、駆動用バッテリーですよね。走るための電気をためる大きな電池で、ライトやナビに使う12Vのバッテリーとは別物です。
駆動用バッテリーは、使い方と年数で少しずつ弱っていきます。ただ、どのくらいで交換になるかは車ごとに違い、年式だけでは決まりません。
『バッテリーの寿命が分かる数字は無いの?』と思いますよね。実は、中古車の掲載ページだけで健康状態を知るのは難しいんです。販売店にお願いして、診断機の点検結果を見せてもらうのが近道です。
| 確かめる方法 | 分かること | 頼み方 |
|---|---|---|
| 点検記録簿 | 定期点検を受けてきたか | 「記録簿はそろっていますか」 |
| 診断機の点検 | ハイブリッド系の故障記録 | 「ハイブリッド系の診断結果はありますか」 |
| 保証書 | ハイブリッド部品の特別保証の残り | 「保証の継承はできますか」 |
| 試乗 | EV走行の様子、警告表示 | 実際に10分以上走る |
ハイブリッドの専用部品には、新車時の保証とは別に特別保証が付いています。期間と距離は保証書で確かめられるので、残っているかどうかを聞いておきましょう。
新車保証は、ホンダの販売店で点検を受けて手続きをすると次のオーナーに引き継げる場合があります。販売店に費用と条件を聞いてみてください。
実は、ハイブリッド車でも「エンジンがかからない」原因の多くは12Vのバッテリーのほうです。12Vが弱っているとシステムを起動できないので、駆動用バッテリーの故障と勘違いしやすいんです。
購入前に12Vバッテリーの交換時期も聞いておくと、納車後すぐの出費を避けやすくなります。詳しくはフリード+のバッテリー上がりと交換で書いています。
バッテリーの交換費用は、部品代と工賃で大きな金額になりやすいです。金額は時期や販売店で変わるので、心配なら購入前に見積もりをもらっておくと安心です。

ガソリン車と比べて、中古ハイブリッドは得なの?
ここが一番悩むところだと思います。結論から言うと、得になるかは「年間の走行距離」と「何年乗るか」で決まります。
| 項目 | ガソリン(GB5・GB6) | ハイブリッド(GB7・GB8) |
|---|---|---|
| エンジン | 1.5L L15B 131PS | 1.5L LEB 110PS+モーター |
| 変速機 | CVT | 7速DCT |
| 燃費(公式値) | ハイブリッドより低い | JC08で最高27.2km/L、WLTCでHYBRID CROSSTAR FF 20.9km/L |
| 新車価格の差(最終型CROSSTAR BLACK STYLE・FF) | 2,720,300円 | 3,050,300円 |
| 自動車税(1.5L) | 同じ | 同じ |
最終型のCROSSTAR BLACK STYLEでは、新車時のハイブリッドとガソリンの差は330,000円でした(ホンダ公式アーカイブ・消費税込)。中古になると年数と距離でこの差は縮みますが、同じ条件なら一般にハイブリッドのほうが高めです。
走行距離が短い人だと、燃料代の差で価格差を取り戻すのに時間がかかります。1年に数千kmしか乗らないなら、ガソリン車のほうが気楽な選択になることも。
- 年間1万km以上走る
- 街中や渋滞での使用が多い
- 保証が残っている年式を選べる
- 年間の走行距離が短い
- 車両価格をなるべく抑えたい
- 低速の滑らかさを重く見る
パワートレインの差を新車の目線でも見たい方は、フリード+はハイブリッドとガソリンどっち?で比べています。
HYBRID CROSSTARの中古はどう選ぶ?
内包の検索で多いのが「フリードプラス ハイブリッド クロスター 中古」です。CROSSTARは2019年10月のマイナーチェンジで加わった、アウトドア風の見た目のタイプです。
後期型なので、Honda SENSINGは全車標準です。自動車税も2019年10月以降に登録された車なら年30,500円になります。
| 項目 | HYBRID CROSSTAR(FF・みんカラ諸元) |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,295mm×1,695mm×1,710mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| タイヤ | 185/65R15 |
| WLTC燃費 | 20.9km/L |
全幅1,695mmの5ナンバーサイズです。現行のCROSSTAR 5人乗りは全幅1,720mmの3ナンバーなので、車庫の幅がぎりぎりの方は先代のほうが気楽かもしれません。
2023年6月には特別仕様車のHYBRID CROSSTAR BLACK STYLEも出ています。新車価格はFFで3,050,300円、4WDで3,215,300円でした。高年式の分、中古でも価格は高めになりやすいです。
見た目が好みなら、後期で保証が残りやすい2021年以降を中心に見てみてください。予算に余裕が無ければ、2019〜2020年式で記録簿のそろった車も候補になります。
CROSSTARと標準グレードの違いは先代フリード+クロスターとは?で詳しく書いています。
4WDのハイブリッド(GB8)はどう考える?
雪の多い地域では、ハイブリッドの4WD(GB8)を探す方も多いですよね。最終型のHYBRID CROSSTAR BLACK STYLEでは、4WDはFFより165,000円高い設定でした。
4WDは流通している台数がFFより少なく、探す地域によっては選べる車が限られます。『近くに無いから遠方で買う』ことになると、点検や保証の手続きをどこで受けるかも考えておく必要があります。
雪道でどれだけ4WDが要るかは、住んでいる場所と使い方次第です。判断の目安はフリード+の4WDは必要かで比べています。
失敗しないための買い方の手順
最後に、中古ハイブリッドを選ぶ流れをまとめておきますね。順番に進めれば、あとから『こんなはずじゃ』となるのを減らせます。
- 車検証で乗車定員5名、型式GB7かGB8かを確かめる
- 点検記録簿と、ハイブリッド系の診断結果を見せてもらう
- 保証がどれだけ残っているか、継承できるかを聞く
- 渋滞や駐車場のような低速を含めて試乗する
- 同じ条件のガソリン車と、支払総額で比べる
年式と走行距離ごとの価格の目安は、フリード+の中古価格相場で並べています。予算の上限を決める時に使ってみてください。
『やっぱり新車のハイブリッドも気になる』という方は、現行CROSSTAR 5人乗りのe:HEVがFFで3,327,500円です(2025年改定後・消費税込)。新車の値引きの目安は現行フリード クロスター5人乗りの値引き相場で比べられます。
条件が決まったら、中古車ポータルで在庫を絞り込んでみてください。型式GB7・GB8と定員5名で絞ると、ハイブリッドのフリード+だけを並べられます。
フリードプラス買いたいドットコム
フリードプラスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フリードプラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問
フリードプラスのハイブリッドは中古でも買いですか?
年間の走行距離が長い人には向いています。ただしi-DCDは低速のつながりにクセがあるので、試乗と点検記録簿の確認をしてから決めましょう。
フリード+ハイブリッドのバッテリーの状態は見て分かりますか?
置き場所は車の外から見える所ではなく、状態も見た目では分かりません。販売店で診断結果を見せてもらうのが確実です。
現行フリードのe:HEVと同じ仕組みですか?
違います。先代フリード+はi-DCD(1モーター+7速DCT)、現行はe:HEV(2モーター)です。評判を読む時は分けて見てください。
ハイブリッドとガソリンの自動車税は違いますか?
どちらも1.5Lなので同じです。2019年9月30日以前の初登録は年34,500円、2019年10月1日以降は年30,500円です。
HYBRID CROSSTARは車高が高いのですか?
HYBRID CROSSTAR(FF)の最低地上高は135mmです。見た目はアウトドア風ですが、全幅は1,695mmの5ナンバーサイズです。
まとめ
- 先代フリード+のハイブリッドはi-DCD(1モーター+7速DCT)。現行のe:HEVとは別物
- i-DCDは低速のつながりにクセを感じることがある。試乗は外さない
- 駆動用バッテリーは記録簿・診断結果・保証の残りで確かめる
- 年間の走行距離が長いほどハイブリッドが有利になりやすい
- HYBRID CROSSTARは5ナンバーの後期型。高年式ほど価格は高め





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