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フリード+の荷室に棚を付けたいし、車中泊用のテーブルも欲しい。でも、どうやって固定すればいいのか迷いますよね。
結論から言うと、フリード+の棚づくりは「ユーティリティナットに固定する」か「突っ張りで固定する」かの2択から始めると失敗しにくいです。車体に穴を開けずに作れるので、売る時も元に戻せます。
この記事を読めば、自分の使い方に合った固定方法と、棚・テーブルを作る順番が分かります。
フリード+の棚づくりは、固定方法から決めましょう
フリード+(ホンダ フリード+(プラス)、2016年9月〜2024年6月・型式GB5〜GB8)は、荷室の使い方を自分で工夫しやすい車です。荷室を上下2段に分けるユーティリティボードがあり、壁面には物を固定するためのナットも用意されています。
『何から作ればいいの?』と迷ったら、まずは固定の方法を決めてください。材料より先に、どこで支えるかが決まると設計がぐっと楽になるんです。
| 固定方法 | 向いているもの | 手間 | 強さの目安 | 戻しやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ユーティリティナットにボルト留め | 棚板、フック、サイドバー | 少なめ | 高め | 外すだけで戻せる |
| イレクターパイプで骨組み | 棚、ベッド台、引き出し | 多め | 高め | 分解して戻せる |
| 突っ張り棒 | 天井ネット、軽い小物 | 少ない | 低め | すぐ外せる |
| インテリアバー(市販品) | 天井収納、ロッド置き | 少なめ | 中くらい | 外すだけで戻せる |
| 純正ユーティリティボード | 荷室の2段化、床下収納 | ほぼない | 純正の範囲 | 純正品なので気にしなくていい |
強さは作り方で大きく変わります。あくまで選ぶための目安として見てください。
重い物を置く棚はユーティリティナットかイレクターパイプ。軽い物の収納なら突っ張り棒や天井ネットで十分です。どちらも車体に穴を開けないのが大前提です。

ユーティリティナットってどこにある?寸法と間隔の測り方
フリード+の荷室の壁には、ユーティリティナットと呼ばれるネジ穴があります。純正アクセサリーのフックやネットを取り付けるためのもので、DIYの土台としても人気です。
ここにボルトを差し込めば、車体を加工せずに棚やバーを固定できます。自作派の多くがここを起点にしているんです。
ネジの規格は実車で合わせてみてください
ネジの径はM6と紹介されることが多いです。ただ、年式や位置によって違う可能性もあるので、ホームセンターで数本買って実車に合わせてみるのが確実です。
ボルトの長さも大事です。長すぎると奥に当たって締まり切らず、短すぎるとすぐ抜けます。
間隔はメジャーで測って図に書き出しましょう
ナットの位置と間隔は、ネット上にも測った例が出ています。ただ、自分の車で測った数字で設計するのが間違いありません。
「ネットで見た寸法で板を切ったら、穴が合わなかった」
「左右で少し高さが違ってた」
こうしたことはDIYでよく起きます。穴の中心から中心までを測り、紙に書き出してから材料を買いましょう。
- 荷室の左右の壁にあるナットの位置をすべて確かめる
- 床(ボード上面)からナットの中心までの高さを測る
- 同じ側のナット同士の間隔を測る
- 左右で高さがそろっているかを見比べる
- 紙に簡単な図を描いて数字を書き込む
測った数字がそのまま設計図の土台になります。ここを丁寧にやっておくと、後の作業がとても楽です。
ユーティリティナットを使った棚とサイドバー
ナットの位置が分かったら、いよいよ棚づくりです。よく作られているのは「サイドバーを渡して、その上に板をのせる」形です。
サイドバーを左右に付けて棚板を渡す
左右の壁のナットにL字の金具やバーを固定し、その上に棚板を置きます。荷室の上の空間を使えるので、下には大きな荷物を入れられます。
実は、この形はベッドを作る時の骨組みにもなります。車中泊の寝床づくりはフリード+で車中泊|フラットにする手順とマット・段差解消で紹介しているので、あわせて見てみてください。
ユーティリティフックを自作する
純正フックの代わりに、アイボルトやS字フックを組み合わせて自作する方もいます。買い物袋や濡れた上着を掛けておくと便利ですよね。
ただ、フックに重い物をぶら下げると、急ブレーキの時に揺れて危ないことがあります。掛ける物は軽い物だけにしておきましょう。
- 棚板は角を丸め、走行中に動かないよう固定する
- 重い物は低い位置に置く。高い棚には軽い物だけ
- 後方の視界をふさぐ高さにしない
- 締めたボルトは走行後にゆるんでいないか確かめる
イレクターパイプで骨組みを作る場合
もっと自由な形にしたいなら、イレクターパイプが便利です。パイプとジョイントを組み合わせて、棚やベッド台、引き出しの枠を作れます。
『難しそう』と思う方も多いはずです。でも、パイプを切ってジョイントでつなぐだけなので、工具は意外と少なくて済みます。
設計図は「箱」から考えると楽です
イレクターパイプの設計は、まず荷室の内側に入る「箱」をイメージするのがコツです。荷室の幅・奥行き・高さを測り、そこから数センチずつ小さくした寸法で骨組みを描きます。
| 設計の段階 | やること | よくある失敗 |
|---|---|---|
| 採寸 | 荷室の幅・奥行き・高さ、ナット位置を測る | タイヤハウスの出っ張りを測り忘れる |
| 下書き | 紙に正面と横から見た図を描く | 開口部より大きく作ってしまう |
| 材料の計算 | パイプの本数と長さ、ジョイントの数を出す | ジョイントの厚みを入れ忘れる |
| 仮組み | 車の外で組んでから入れる | 中で組もうとして手が入らない |
| 固定 | ナットや突っ張りで動かないようにする | 固定せずに置いただけにする |
いちばん多い失敗は、荷室の開口部より大きく組んでしまうことです。車の外で組んでから入れるなら、開口部を通るサイズかどうかを先に測っておきましょう。
引き出しやスライドテーブルも作れます
骨組みの中にレールを付ければ、引き出しやスライドテーブルも作れます。キャンプ道具や工具をしまっておくと、出し入れがとても楽になります。
スライドレールは耐荷重の表示がある品を選んでください。走行中に勝手に出てこないよう、ストッパーを付けておくと安心です。

突っ張り棒・インテリアバー・天井ネットで天井収納
床の上の荷物が増えてきたら、天井の空間を使ってみてください。フリード+は天井に余裕があるので、軽い物ならここに逃がせます。
突っ張り棒は軽い物専用と考えましょう
突っ張り棒は、左右の壁や窓枠の間に渡すだけで使えます。タオルや帽子を掛けたり、ネットを渡したりするのに便利です。
ただ、突っ張る力だけで支えているので、重い物をのせると落ちることがあります。内装を傷めないよう、当たる部分に保護材を挟んでおきましょう。
インテリアバーと天井ネットは定番の組み合わせ
市販のインテリアバーは、アシストグリップの取り付け部などを利用して固定するタイプが多いです。釣り竿やスキー板を天井に沿わせて積みたい方に人気です。
天井ネットは、寝袋やダウンなどかさばる軽い物の置き場になります。車中泊の時に「ちょっと置いておきたい物」の居場所ができるだけで、車内がすっきりしますよ。
- のせる物は軽くて柔らかい物にする
- 後方視界とルームミラーの見え方をふさがない
- 固定部分がアシストグリップなどの純正部品の範囲か確かめる
- 走行中にたわんで頭に当たらないか確かめる
釣り竿の積み方はフリード+の釣り仕様|ロッドホルダーと釣竿の積み方で詳しく紹介しています。
テーブルは自作と純正・市販キット、どっちがいい?
車中泊やキャンプで欲しくなるのがテーブルです。『自作と市販、どっちがいいの?』と迷いますよね。
結論から言うと、まずは折りたたみテーブルを置いてみて、足りないと感じたら自作に進むのが無駄がありません。
| 方法 | 良いところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| 市販の折りたたみテーブル | すぐ使える、車外でも使える | 固定されないので走行中は片付けが要る |
| 市販のテーブルキット | 車に合わせた形で収まりがいい | 取り扱いが少なく値段は高め |
| 純正ユーティリティボードを台にする | 純正品なので安心 | テーブルとしての高さは低め |
| 自作(板+脚、スライド式など) | 高さや大きさを自由に決められる | 設計と材料集めに手間がかかる |
純正ユーティリティボードも活用できます
フリード+の純正アクセサリーには「荷室用ユーティリティボード」(08U45-TRE-010B)があり、大きさは幅約90×奥行き約43×厚さ約3cm、価格は22,000円と案内されていました(純正アクセサリー情報)。現在も買えるかどうかは販売店で確かめてみてください。
このボードを使ったシートアレンジで、セミダブルサイズのマットレスが敷けるほどのフラットな空間ができます。ボードの下は床下収納になるので、自作の棚と組み合わせると収納力が上がります。
自作テーブルは高さを先に決めましょう
自作する時は、まず「座って使うのか、あぐらで使うのか」を決めてください。それで脚の高さが決まり、天板の大きさも自然と決まります。
「作ったはいいけど、低すぎて前かがみになる」
「脚が長すぎて車内で立てられない」
こうならないよう、ダンボールで仮のテーブルを作って高さを試すのもおすすめです。
ベッドキットやポップアップルーフまで含めて考えるなら、キャンピングカー仕様も選択肢です。違いはフリード+のキャンピングカー・車中泊仕様で紹介しています。

自作の棚で気をつけたい安全とルール
最後に、作る前に知っておきたいことです。棚づくりは楽しい作業ですが、車は走る道具なので安全がいちばんです。
荷物の固定と積み方
急ブレーキの時、固定していない荷物は前に飛んできます。棚の上の物はベルトやネットで押さえ、重い物は床の低い位置に置きましょう。
荷室の広さと積める物の目安はフリード+のサイズ一覧やフリード+の荷室寸法・容量で確かめられます。
穴あけは避けて、戻せる形に
車体にドリルで穴を開けると、錆の原因になったり、売る時の評価が下がったりします。ユーティリティナットや突っ張りを使えば、穴を開けずに済みます。
- 車体に穴を開けずに固定できるか
- 後方の視界と後席の乗り降りをふさがないか
- 走行中に動かない固定になっているか
- 外した純正部品や内装を保管できるか
これから車を探している方は、荷室の使い方まで含めて考えると選びやすくなります。いまの5人乗りを新車で考える場合の値引き相場はフリード+(現行フリード クロスター5人乗り)の値引き相場で見てみてください。
よくある質問
フリード+のユーティリティナットのネジは何を使えばいいですか?
M6と紹介されることが多いですが、位置や年式で違う可能性もあります。ホームセンターで数本買って実車に合わせてから、必要な本数をそろえるのが確実です。
車体に穴を開けずに棚を作れますか?
作れます。ユーティリティナットへのボルト留めや、イレクターパイプの骨組み、突っ張り棒を使えば、車体を加工せずに固定できます。
純正のテーブルはありますか?
専用のテーブルというより、純正アクセサリーの荷室用ユーティリティボードを台として使う方が多いです。現在の在庫状況は販売店で確かめてください。
イレクターパイプの設計図はどう作ればいいですか?
荷室の幅・奥行き・高さとナット位置を測り、紙に正面図と側面図を描きます。ジョイントの厚みと荷室開口部の大きさを忘れずに入れておくと失敗が減ります。
天井収納にはどんな物を置けますか?
寝袋や上着、タオルなど軽くて柔らかい物が向いています。重い物や硬い物は、ブレーキの時に落ちると危ないので床に置きましょう。
まとめ
- フリード+の棚づくりは固定方法を先に決める
- ユーティリティナットは実車で規格と間隔を測ってから設計する
- 自由な形にしたいならイレクターパイプで骨組みを作る
- 天井収納は突っ張り棒・インテリアバー・天井ネットで軽い物だけ
- テーブルは市販品で試してから自作に進むと無駄がない
- 車体に穴を開けず、戻せる形で作る





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