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5月に届いた自動車税の納付書を見て、『あれ、去年と同じ車なのに友達の車より高い?』と首をかしげた。そんな経験、ありませんか。
結論から言うと、ホンダ フリード+(プラス)の自動車税は、初めて登録された時期で年30,500円か34,500円に分かれます。重量税は車検の時に2年分をまとめて払い、車両重量と年数で金額が決まります。
ここでは、自分のフリード+の税金がいくらなのかを、車検証を見ながら確かめられるようにしていきます。
フリード+の税金は2種類。毎年の自動車税と車検の重量税
車の持ち主が毎年、または車検ごとに払う税金は、大きく分けて2つです。まずは全体をざっくりつかんでおきましょう。
| 税金 | 払うタイミング | 金額を決めるもの | フリード+の目安 |
|---|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 毎年5月ごろ | 排気量・初度登録の時期・経過年数 | 年30,500円または34,500円 |
| 自動車重量税 | 車検の時に2年分 | 車両重量・エコカー減税・経過年数 | 2年で24,600円前後(1.5t以下・減税なしの場合) |
フリード+はガソリン車もハイブリッドも1.5Lエンジンなので、自動車税は「1,000cc超1,500cc以下」の区分に入ります。
重量税は、車検証に書かれた車両重量で区分が変わります。グレードや駆動方式ごとの細かい区分は要確認なので、この記事では区分ごとの金額を並べて、自分の車に当てはめられるようにしています。
自動車税は「初度登録が2019年10月より前か後か」、重量税は「車両重量が1.5t以下かどうか」と「登録から13年を超えたか」。この3点を車検証で確かめれば、自分の税額が分かります。
自動車税は年30,500円と34,500円のどっち?
自動車税は、2019年10月1日以降に新しく登録された車から税額が下がりました。1.5Lクラスは、年34,500円から30,500円になっています。
先代フリード+は2016年9月16日の発売なので、ちょうどこの切り替えをまたいでいるんです。同じフリード+でも、年式によって毎年4,000円違うことになります。
| 初度登録の時期 | 自動車税(年額) | フリード+でいうと |
|---|---|---|
| 2019年9月30日以前 | 34,500円 | 前期型(2016年9月〜)の多く |
| 2019年10月1日以降 | 30,500円 | 後期型(2019年10月のマイナーチェンジ以降)の多く |
『マイナーチェンジも2019年10月だったよね?』と気づいた方、鋭いです。前期と後期の境目と、税額の境目がほぼ重なっているんです。
ただし、税額を決めるのは型の新旧ではなく「初度登録年月」です。前期型でも、在庫車が2019年10月以降に初めて登録されていれば30,500円になります。
- 車検証の「初度登録年月」を見る
- 2019年9月以前なら34,500円、2019年10月以降なら30,500円
- 登録から13年を超えたガソリン車は重課で高くなる
- 手元の納付書の金額とも照らし合わせてみる
前期と後期の見分け方はフリード+の前期・後期の違いでくわしく紹介しています。

買った年は月割、売った年は還付。自動車税の細かいルール
自動車税は4月1日時点の持ち主に1年分かかります。でも、年度の途中で新車を登録した時は、月割で払う仕組みなんです。
登録した月の翌月から3月までの分を払います。2019年10月以降に登録した1.5Lクラス(年30,500円)だと、次のようになります。
| 登録した月 | 月割の自動車税 | 登録した月 | 月割の自動車税 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 27,900円 | 10月 | 12,700円 |
| 5月 | 25,400円 | 11月 | 10,100円 |
| 6月 | 22,800円 | 12月 | 7,600円 |
| 7月 | 20,300円 | 1月 | 5,000円 |
| 8月 | 17,700円 | 2月 | 2,500円 |
| 9月 | 15,200円 | 3月 | 0円 |
年30,500円を月数で割り、100円未満を切り捨てた金額です。3月に登録した場合、その年度の分はかからず、翌年度から1年分を払います。
新車の見積書で「自動車税(種別割)」の欄が年額より少ないのは、この月割のせいです。
中古車を買った時は少し事情が違います。その年度の税金は4月1日時点の持ち主が払っているので、販売店が残りの月数分を「未経過相当額」として請求するのが一般的です。
普通車のフリード+は、廃車(抹消登録)にすると、残りの月数分の自動車税が戻ってきます。買取店に売って名義が変わるだけの場合は、還付ではなく買取額の中で調整されることが多いので、査定の時に聞いてみてください。
登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がる
古い車ほど環境への負担が大きいという考え方で、ガソリン車は登録から13年を超えると税金が重くなります。これを「重課」と呼びます。
1.5Lクラスで34,500円の車は、およそ15%上がって年39,600円になります。重量税も、13年超と18年超の2段階で上がります。
| 経過年数 | 自動車税(年額) | 重量税(2年・1.5t以下・減税なし) |
|---|---|---|
| 13年未満 | 34,500円 | 24,600円 |
| 13年超 | 39,600円 | 34,200円 |
| 18年超 | 39,600円 | 37,800円 |
『うちのフリード+はまだ新しいから関係ないよね』と思うかもしれません。ただ、先代フリード+の最初の年式は2016年秋なので、2029年秋ごろに13年を迎えます。
自動車税の重課は、13年を超えた年度の次の年度から始まります。初期の年式だと、2030年度から高くなる計算です。
自動車税の13年超の重課は、ハイブリッド車には適用されません。先代フリード+のHYBRID(i-DCD)なら、13年を超えても自動車税は34,500円または30,500円のままです。重量税の扱いは車検の時に見積書で確かめてみてください。

長く乗るつもりなら、ガソリン車とハイブリッドのどちらを選ぶかで、10年後の税金も変わってくるんです。パワートレインの違いはフリード+はハイブリッドとガソリンどっち?で比べています。
重量税は車検で2年分。車両重量とエコカー減税で変わる
重量税は、車検を通す時に2年分をまとめて払います。車検の見積もりで「法定費用」と書かれている中に入っているんです。
金額は、車両重量が0.5tごとに区切られた区分で決まります。フリード+は1.5t前後の車なので、1.5t以下か、1.5t超2t以下かのどちらかに入ります。
| 車両重量 | エコカー(本則税率) | 減税なし・13年未満 | 13年超 | 18年超 |
|---|---|---|---|---|
| 1.0t超1.5t以下 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
| 1.5t超2.0t以下 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
いずれも車検時に払う2年分の金額です。エコカー減税で免税や減額になる期間もあるので、「本則税率」はその基準に届く車の目安として見てください。
自分の車がどちらの区分かは、車検証の「車両重量」の欄を見ると分かります。ハイブリッドや4WDは電池や駆動部品のぶん重くなるので、グレードによっては1.5tに近くなります。
例えばこんな会話はよくあります。
「車検の見積もり、法定費用のところが前より高い気がする」
「登録から13年を超えたから、重量税が上がったんだよ」
- 車検証の「車両重量」と「初度登録年月」を見る
- 上の表で重量区分と経過年数の行を探す
- 車検の見積書の「自動車重量税」の金額と照らし合わせる
- 違う時は、エコカー減税の適用の有無を販売店に聞いてみる
車検の時に払う税金以外の費用はフリード+の車検費用の目安と安く抑えるコツで紹介しています。
年式別に見ると、税金の合計はどれくらい違う?
ここまでの金額を、よくある2つの年式で並べてみます。車両重量1.5t以下・エコカー減税なしで、5年間乗った場合の税金の合計です。
| 年式の例 | 自動車税×5年 | 重量税(車検2回分) | 5年の税金の合計 |
|---|---|---|---|
| 前期型(2017年登録・平成29年) | 172,500円 | 49,200円 | 221,700円 |
| 後期型(2020年登録) | 152,500円 | 49,200円 | 201,700円 |
新車の登録時は重量税を3年分まとめて払うので、ここでは中古で買って5年のあいだに車検を2回受ける場合で計算しました。
5年で約2万円の差です。1年あたりにすると4,000円なので、大きな差ではありませんよね。
実は、税金より差が出やすいのはガソリン代です。年に1万km走るなら、燃費の差のほうが税額の差よりずっと効いてきます。燃費の実際はフリード+の実燃費はどれくらい?にまとめています。
税金だけで前期と後期を選ぶ必要はありません。年4,000円の差は、車両価格の差や装備の違いに比べれば小さいからです。ただ、13年に近い年式を長く乗るなら、重課のことは頭に入れておきましょう。

現行フリード クロスター5人乗りの税金は?
新車で5人乗りを探している方もいますよね。フリード+の名前は先代で終わっていて、いま新車で買える5人乗りは「フリード CROSSTAR(クロスター)5人乗り」です。
現行も1.5Lエンジンなので、自動車税は年30,500円(2019年10月以降の登録)です。購入した年度は、先ほどの月割表のとおりになります。
重量税は、e:HEV(ハイブリッド)が新車登録の時に免税の対象になっている、と自動車メディアでは紹介されています。減税の基準は年度ごとに変わるので、実際の金額は見積書の「法定費用」で確かめてみてください。
| 項目 | 先代フリード+ | 現行CROSSTAR 5人乗り |
|---|---|---|
| エンジン | 1.5L(ガソリン/i-DCDハイブリッド) | 1.5L(ガソリン/e:HEV) |
| 自動車税 | 30,500円または34,500円 | 30,500円 |
| ナンバー | 5ナンバー(全幅1,695mm) | 3ナンバー(全幅1,720mm) |
現行CROSSTARは全幅1,720mmで3ナンバーになりましたが、自動車税は排気量で決まるので、5ナンバーのフリード+と同じ区分です。
『3ナンバーだと税金が高いんじゃ?』と心配する方もいますが、そこは気にしなくて大丈夫です。新車の価格や値引きの話はフリード+(現行フリード クロスター5人乗り)の値引き相場を見てみてください。
税金以外も含めた維持費はいくら?
税金は維持費の一部にすぎません。自賠責保険や任意保険、ガソリン代、車検の整備費まで足すと、年間の出費はもっと大きくなります。
- 自賠責保険(車検の時に24か月分)
- 任意保険(年齢・等級・車両保険で大きく変わる)
- ガソリン代(走行距離と燃費しだい)
- 車検の基本料と整備費
- オイルやタイヤなどの消耗品
年間でいくらかかるか、内訳をすべて出した記事がフリード+の維持費は年間いくら?です。税金の数字と合わせて見ると、月々いくら取っておけばいいかが分かります。
自動車税は5月、重量税は車検の月に出ていくお金です。ボーナスや毎月の積み立てで、先に用意しておくと慌てずにすみますよ。
- 総務省「自動車税・軽自動車税」:税額の区分と仕組み
- 自動車検査登録情報協会:登録車の車検・登録の情報
よくある質問
フリード+の自動車税はいくらですか?
排気量1.5Lの区分なので、2019年9月30日以前に初めて登録された車は年34,500円、2019年10月1日以降は年30,500円です。車検証の初度登録年月で確かめられます。
フリードプラスのハイブリッドは税金が安いですか?
自動車税は排気量で決まるので、ガソリン車と同じ金額です。ただし、13年超の重課はハイブリッド車には適用されないため、長く乗ると差が出ます。
重量税はいくらかかりますか?
車検の時に2年分を払います。車両重量1.5t以下・エコカー減税なし・13年未満なら24,600円です。重量区分と減税の有無で変わるので、車検証と見積書で確かめてみてください。
前期型と後期型で税金は違いますか?
型ではなく初度登録年月で決まります。前期型の多くは34,500円、後期型の多くは30,500円なので、結果として年4,000円ほど違うことが多いです。
途中で売ったら自動車税は戻りますか?
廃車(抹消登録)にすると残りの月数分が還付されます。買取店に売る場合は、買取額の中で調整されることが多いので、査定の時に確かめておきましょう。
まとめ
- フリード+の自動車税は1.5Lの区分で、2019年9月以前の登録は年34,500円、10月以降は年30,500円
- 前期と後期の境目(2019年10月)と税額の境目がほぼ重なる
- 重量税は車検で2年分。1.5t以下・減税なし・13年未満なら24,600円
- ガソリン車は13年を超えると自動車税39,600円に。ハイブリッドは重課の対象外
- 5年間の税金の差は前期と後期で約2万円。燃費の差のほうが大きい





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