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中古のフリード+に乗り換えたら、サイドブレーキのレバーがどこにも無い。足元にあるペダルがそれらしいけれど、どうやって戻すのか分からない。そんな経験をした方も多いはずです。
結論から言うと、先代フリード+のサイドブレーキは足で踏む「足踏み式」で、ブレーキホールドは付いていません。現行のフリード CROSSTAR 5人乗りは電子式に変わり、ブレーキホールドが使えます。
この記事では、年式ごとの違いと使い方、下り坂でのエンジンブレーキのかけ方、警告灯が消えない時の見方が分かります。
フリード+のサイドブレーキはどこにある?
ホンダ フリード+(プラス)は、2016年9月から2024年6月まで売られた2代目(型式GB5〜GB8)です。この先代フリード+のパーキングブレーキは、運転席の左足の奥にあるペダルです。
手で引くレバーではないので、『サイドブレーキが見当たらない』と戸惑いますよね。前身のフリード スパイクに乗っていた方は、違いを感じやすいところです。
| モデル | 期間 | パーキングブレーキ | ブレーキホールド |
|---|---|---|---|
| フリード スパイク(GB3/GB4/GP3) | 2010年7月〜2016年9月 | 足踏み式 | なし |
| 先代フリード+(GB5〜GB8) | 2016年9月〜2024年6月 | 足踏み式 | なし |
| 現行 フリード CROSSTAR 5人乗り | 2024年6月28日〜 | 電子式(スイッチ) | あり |
同じ「フリード+」でも、2019年10月のマイナーチェンジの前と後で仕組みは変わっていません。変わったのは3代目になってからです。
足元の左奥にペダルがあれば足踏み式です。シフトのまわりに「P」と書かれたスイッチと「BRAKE HOLD」のボタンがあれば、電子式の現行モデルです。

足踏み式のかけ方と戻し方
先代フリード+の足踏み式は、慣れてしまえば難しくありません。ただ、戻し方を知らないと焦ってしまうんですよね。
- 車を止めて、右足でブレーキペダルをしっかり踏む
- シフトをPに入れる
- 左足でパーキングブレーキのペダルを奥まで踏み込む
- メーターのブレーキ警告灯が点いたのを確かめる
- 戻す時は、右足でブレーキを踏んだまま、もう一度パーキングブレーキのペダルを踏み込んで離す
足踏み式は、もう一度踏むと戻るタイプが多いです。念のため、自分の車の取扱説明書で戻し方を確かめておきましょう。
例えばこんな場面があります。
「発進したのに、なんだか車が重い」
「メーターの赤いランプ、点いたままじゃない?パーキングブレーキが戻ってないかも」
パーキングブレーキをかけたまま走ると、ブレーキが熱を持って効きが悪くなったり、部品が早く減ったりします。走り出す前に、メーターの警告灯が消えたかを見る習慣をつけておきましょう。
坂道で止める時のひと手間
坂道に止める時は、パーキングブレーキを奥までしっかり踏むのが基本です。浅く踏んだだけだと、効きが弱いことがあります。
ハンドルを縁石の方に切っておくのも、もしもの時の備えになります。長く止める時は、シフトをPに入れてからパーキングブレーキをかける順番にしておきましょう。
現行モデルのブレーキホールドとは?
『フリード+にもブレーキホールドがあればいいのに』と思う方もいますよね。信号待ちでずっとブレーキを踏んでいるのは、けっこう疲れるものです。
現行のフリード CROSSTAR 5人乗りは、電子制御のパーキングブレーキになりました。ブレーキホールドは、止まった後にブレーキから足を離しても止まった状態を保つ機能です。
| 機能 | 先代フリード+ | 現行 フリード CROSSTAR 5人乗り |
|---|---|---|
| パーキングブレーキの操作 | 足でペダルを踏む | 指でスイッチを操作 |
| 信号待ちで足を離す | できない(ブレーキを踏み続ける) | ブレーキホールドで保てる |
| 渋滞でのクルーズコントロール | 低い速度では使えない | 停止まで追従できるタイプ |
| 前身・世代 | 2代目(GB5〜GB8) | 3代目(2024年6月〜) |
クルーズコントロールの違いは、渋滞の多い道を走る方ほど大きく感じるはずです。安全装備の違いはフリード+のHonda SENSING|先代と現行でできることで詳しく書いています。
- シートベルトを締め、エンジン(システム)をかける
- 「BRAKE HOLD」のボタンを押して、メーターに待機の表示を出す
- 止まる時にブレーキを踏むと、ホールドが働く
- 足を離しても止まったままになる
- アクセルを踏むと自動で解除されて走り出す
多くの場合、エンジンをかけ直すとブレーキホールドはオフに戻ります。毎回ボタンを押す必要があるので、乗り込んだら押す流れを決めておくと楽です。
現行モデルは、シフトをPに入れたり、エンジンを切ったりすると自動でかかる機能があります。細かい条件は取扱説明書で確かめてください。
足踏み式とブレーキホールド、どちらが使いやすい?
『電子式の方がやっぱり便利なんでしょ』と思いますよね。実は、足踏み式にも良いところがあります。
- 仕組みが単純で、効いているかを足の感触で分かる
- 電気に頼らないので、バッテリーが弱っても操作できる
- 慣れれば操作は一瞬で済む
- 信号待ちではブレーキを踏み続ける必要がある
- 戻し忘れに気づきにくいことがある
- 年式が進むとワイヤーの伸びで効きが弱くなることも
街中の信号が多い道や、渋滞の多い通勤路を毎日走る方は、ブレーキホールドのありがたさを感じやすいです。反対に、郊外を流れに乗って走ることが多いなら、足踏み式でも困る場面は多くありません。
下り坂のエンジンブレーキはどう使う?
「フリードプラスのエンジンブレーキって、どこで効かせるの?」と気になる方も多いです。長い下り坂でフットブレーキばかり使うと、効きが落ちることがあるんです。
エンジンブレーキは、シフトのポジションを切り替えて、エンジンやモーターの抵抗で速度を落とす方法です。
| パワートレイン | 仕組み | 減速を強める方法(一般的な例) |
|---|---|---|
| 先代 ガソリン車(L15B+CVT) | エンジンの抵抗で減速 | シフトをS(タイプによってはL)に入れる |
| 先代 ハイブリッド(i-DCD・7速DCT) | エンジンとモーターで減速 | シフトをSに入れる |
| 現行 e:HEV(2モーター) | モーターで発電しながら減速 | 減速が強いポジション(Bなど)を使う |
シフトの表記は年式やタイプで違うことがあります。自分の車のシフトレバーの表示と、取扱説明書で確かめておきましょう。

- 下りに入る前に、速度を落としてからシフトを切り替える
- フットブレーキは長く踏み続けず、こまめに使う
- 荷物をたくさん積んでいる時は、早めに減速する
- 下り終わったらシフトをDに戻す
キャンプや車中泊で山道を走る時は、荷物の重さで止まりにくくなります。ブレーキから焦げたようなにおいがしたら、安全な場所で休ませてあげてください。
ブレーキの警告灯が消えない時は?
パーキングブレーキを戻したのに、赤いブレーキの警告灯が消えない。これは焦りますよね。
まず、ペダルが戻りきっているかを見ます。それでも消えない時は、ブレーキ液が減っているなど、ほかの原因のことがあります。
走っている時にブレーキの警告灯が点いた時は、安全な場所に止めて販売店やロードサービスに相談しましょう。ブレーキの効きに関わることがあります。ほかの警告灯の意味はフリード+の警告灯・警告音の意味と対処にまとめています。
| 症状 | 考えられること | まずやること |
|---|---|---|
| 戻したのに警告灯が消えない | ペダルが戻りきっていない、ブレーキ液の減り | もう一度戻す、販売店で点検 |
| 走り出すと警告音が鳴る | パーキングブレーキをかけたまま | 止まって戻す |
| ペダルを踏んでも車が動く | 効きが弱っている、調整が必要 | 平らな場所に止め、早めに点検 |
| 戻す時に引っかかる | ワイヤーや部品の動きが悪い | 無理に動かさず点検 |
年式が進んだ車では、ワイヤーが伸びて効きが弱くなることもあります。点検の時に「パーキングブレーキの効き」も見てもらうと安心です。
ブレーキ以外にも、年式が進むと手が入りやすい場所があります。よくある故障と費用の目安はフリード+の故障しやすい箇所と修理費の目安で確かめられます。
冬や長く止める時に気をつけたいこと
寒い地域では、パーキングブレーキが凍ってしまうことがあります。『朝になったら戻らない』というのは困りますよね。
雪の多い地域では、長く止める時にパーキングブレーキをかけず、シフトをPに入れて輪止めを使う方法が勧められることがあります。平らな場所に止めることが前提です。
- 平らな場所に止めているか
- シフトがPに入っているか
- 寒い地域なら凍結しにくい止め方にしているか
- 数週間乗らない時は、バッテリーの状態も気にしておく
足踏み式のままでも、慣れれば困ることは少ない装備です。ただ、信号待ちや渋滞の疲れを減らしたいなら、ブレーキホールド付きの現行モデルは選ぶ理由になります。
乗り換えを考え始めた方は、現行モデルの価格と値引きの考え方をフリード+(現行フリード クロスター5人乗り)の値引き相場で見ておくと判断しやすくなります。
中古で買う時にブレーキまわりで見ておくこと
中古のフリード+を選ぶ時は、パーキングブレーキも試しておくと安心です。試乗できない場合でも、止まった状態で確かめられることがあります。
- パーキングブレーキを踏んだ時に、奥まで入りすぎないか
- 戻す時に引っかからず、すっと戻るか
- 戻した後にメーターの警告灯が消えるか
- 点検記録簿にブレーキの整備の記録があるか
年式が古い車ほど、ワイヤーの調整やブレーキまわりの整備が入っているかで状態が変わります。気になる点は、買う前に販売店に聞いてみてください。
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
フリード+にサイドブレーキのレバーはありますか?
先代フリード+(2016年9月〜2024年6月)は手で引くレバーではなく、運転席の左足の奥にある足踏み式のペダルです。
足踏み式のパーキングブレーキはどうやって戻しますか?
ブレーキを踏んだまま、パーキングブレーキのペダルをもう一度踏み込んで離すと戻るタイプが多いです。念のため取扱説明書で自分の車の操作を確かめてください。
フリード+にブレーキホールドはありますか?
先代フリード+にはありません。現行のフリード CROSSTAR 5人乗りは電子式のパーキングブレーキになり、ブレーキホールドが使えます。
エンジンブレーキはどう使えばいいですか?
長い下り坂の手前で速度を落とし、シフトをSなど減速が強いポジションに入れます。表記は年式やタイプで違うので、シフトレバーの表示を確かめてください。
パーキングブレーキを戻しても警告灯が消えません。
ペダルが戻りきっていないか、ブレーキ液が減っていることがあります。戻しても消えない時は、販売店で点検を受けてください。
まとめ
- 先代フリード+のサイドブレーキは足踏み式で、ブレーキホールドはない
- 戻す時はブレーキを踏んだまま、ペダルをもう一度踏み込んで離す
- 現行フリード CROSSTAR 5人乗りは電子式で、ブレーキホールドが使える
- 長い下り坂はシフトを切り替えてエンジンブレーキを使う
- 警告灯が消えない時は、戻し忘れとブレーキ液の減りを疑う





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