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ディーラーでフリード+の見積もりをもらったものの、項目が多すぎて「結局どこが高いの?」と手が止まっている方も多いですよね。
結論から言うと、見積書で差がつくのは本体価格ではなく、オプションと諸費用、それに値引きと下取りの4か所です。まず先に押さえておきたいのは、ホンダ フリード+(プラス)はいま新車では買えないという点です。新車で見積もりを取るなら、実質の後継にあたる現行フリード CROSSTAR(クロスター)5人乗りになります。
この記事を読めば、見積書のどの行を見れば総額の差が分かるのか、比べる時にどんな順番で見ればいいのかが分かります。
「フリード+の見積もり」はいま何の見積もりになる?
フリード+の名前が付いた新車は、2024年6月の販売終了で買えなくなりました。3代目フリード(2024年6月28日発売)には「フリード+」の名前が無いんです。
2列シートの5人乗りは、3代目では「フリード CROSSTAR 5人乗り」だけになりました。AIRやAIR EXには5人乗りが無いので、ここは間違えやすいところです。
新車のフリード+は買えません。5人乗りで新車の見積もりを取るなら、現行フリード CROSSTAR 5人乗りを指定しましょう。先代フリード+が欲しい場合は、中古車の見積もりになります。
『お店で「フリード+の見積もりを」と言っても通じる?』と心配になる方もいるはずです。実際は、5人乗りのクロスターのことだと察してもらえることが多いです。
ただ、書面では「CROSSTAR 5人乗り」と書かれているかを確かめておきましょう。6人乗りのクロスターで見積もりが出てくると、本体価格が変わります。
例えばこんなやり取りがあります。
「フリード+の見積もりをお願いします」
「今は5人乗りのクロスターになりますね。ガソリンとe:HEV、どちらで出しますか?」
この2つ目の質問が、見積もりの金額を大きく分ける最初の分かれ道です。前身や名前の経緯はフリード+が生産終了した理由といま買える5人乗りで詳しく触れています。
見積書のスタート地点、本体価格はいくら?
見積書の一番上に来るのが車両本体価格です。ここはメーカー希望小売価格なので、店によって大きく変わる場所ではありません。
現行フリード CROSSTAR 5人乗りの本体価格(2025年改定後・消費税込・ホンダ公式)は次のとおりです。
| パワートレイン | FF | 4WD |
|---|---|---|
| ガソリン 1.5L | 2,928,200円 | 約315.9万円 |
| e:HEV | 3,327,500円 | 約355.9万円 |
4WDの価格は1円単位まで確かめきれていないため、目安として載せています。見積書に書かれた金額が正しいかは、ホンダの公式サイトで確かめておくと安心です。
この表から分かる差をまとめておきます。
- FF同士なら、e:HEVはガソリンより399,300円高い
- 4WDはFFよりおよそ23万円高い(どちらのパワートレインでも同じくらい)
- 同じクロスターでも6人乗り(ガソリンFF約297.2万円)とは約4.4万円の差がある

『去年もらった見積もりより高い気がする』という方もいますよね。実は2025年に値上げがありました。
e:HEVは2025年2月6日から一律165,000円、ガソリンは2025年7月24日発売分から約115,500円上がっています。古い見積もりやネットの記事の金額と比べる時は、改定前か後かを確かめてみてください。
2025年の改定では、ボディのクリア塗装が耐久性1.5倍の新しい材料に変わりました。アダプティブドライビングビームやマルチビューカメラなども、メーカーオプションで選べる範囲が広がっています。
見積書の6つのブロック、どこを見ればいい?
見積書は項目が多く見えますが、中身は6つのブロックに分かれています。まずは全体の形を知っておくと、読むのがぐっと楽になります。
| ブロック | 主な中身 | 店による差 |
|---|---|---|
| 車両本体価格 | メーカー希望小売価格 | ほぼ無い |
| メーカーオプション | 工場で付ける装備(ナビ連動装備・安全装備など) | ほぼ無い |
| ディーラーオプション | フロアマット・ドラレコ・コーティングなど | 大きい |
| 税金・保険料 | 環境性能割・自動車税・重量税・自賠責 | ほぼ無い |
| 販売店の手数料 | 登録代行・車庫証明代行・納車費用など | 店で違う |
| 値引き・下取り | 本体値引き・オプション値引き・下取り額 | 大きい |
表を見ると分かるように、店によって差が出るのは下の3ブロックとディーラーオプションです。ここが大事なところです。
税金と保険料は法律で決まっているので、どこで買ってもほぼ同じです。ここを削ろうとしても意味が無いので、見るのは他の場所で大丈夫です。

総額で差がつく1つ目はオプション
見積もりの総額がふくらむ一番の原因は、オプションです。特にディーラーオプションは、付け方しだいで数十万円の差になることもあります。
メーカーオプションは工場で取り付けるので、注文の後から付けられません。一方でディーラーオプションは、お店で付ける用品です。後から付けられる物も多いんです。
- 「セット」や「パック」の中身を1つずつ書き出す
- 自分が使わない用品が入っていないか見る
- 後から付けられる用品を今付ける理由があるか考える
- コーティングや延長保証が標準で入っていないか確かめる
- メーカーオプションの選び忘れがないかカタログで見直す
『全部入りの見積もりをもらったけど、外していいのかな?』と迷う方もいますよね。外して困る物でなければ、遠慮なく外して大丈夫です。
例えばこんな場面です。
「このパック、ドアバイザーとナンバーフレームも入ってますね」
「必要なものだけ残して、もう一度出してもらえますか?」
逆に、メーカーオプションは慎重に選びたいところです。2025年の改定では、アダプティブドライビングビームや後退出庫サポート、マルチビューカメラ、LEDアクティブコーナリングライトを選べる範囲が広がりました。
これらは納車後に付け足せません。『あとで欲しくなったらどうしよう』と迷う装備こそ、見積もりの段階で入れた版と外した版の2通りを出してもらうと判断しやすいです。
こう伝えるだけで、見積もりの金額はかなり変わります。何を付けるかはフリード+のオプション選びで詳しく整理しています。
2つ目は諸費用、特に販売店の手数料
諸費用は「税金・保険料」と「販売店の手数料」の2つに分けて見ましょう。混ぜて見てしまうと、どこが削れるのか分からなくなります。
税金のうち、自動車税(種別割)は1.5Lなので年30,500円です。新車で買った年は、登録した翌月から3月までの月割りで払います。
例えば10月に登録したなら、11月から3月の5か月分で12,700円ほどになります(100円未満切り捨て)。4月に登録すると11か月分になるので、登録月でこの行の金額は変わります。
| 登録月 | 払う月数 | 自動車税の目安(年30,500円の月割り) |
|---|---|---|
| 4月 | 11か月 | 27,900円 |
| 7月 | 8か月 | 20,300円 |
| 10月 | 5か月 | 12,700円 |
| 1月 | 2か月 | 5,000円 |
| 3月 | 0か月 | 0円 |
月割りの計算は年税額を12で割って月数をかけ、100円未満を切り捨てた目安です。実際の金額は見積書と納税通知で確かめてみてください。
e:HEVは、重量税や環境性能割が免税の対象になると自動車メディアで紹介されています。ガソリン車とは税の行の金額が違ってくるので、2台の見積もりを並べる時はこの差も含めて見ておきましょう。
「納車費用」「車庫証明代行費用」などは、自分で取りに行く・自分で手続きすることで外せる場合があります。一方で、何のための費用か分からない名前の行もあることも。分からない行は、その場で何の費用か聞いてみましょう。
総額の目安を先に知っておきたい方は、フリード+の乗り出し価格の目安も合わせて見てみてください。
3つ目と4つ目は値引きと下取り
最後の大きな差は、値引きと下取りです。ここは同じ車でも店や時期で結果が変わります。
見積書では、値引きが「本体値引き」と「オプション値引き」に分かれていることがあります。合計だけで見ず、どちらからいくら引かれているかを見ておきましょう。
- 本体値引きとオプション値引きが分かれている
- 下取り額が値引きと別の行に書いてある
- 手数料の中身が1行ずつ書いてある
- 値引きが1行の合計だけ
- 下取り額と値引きがまとめて「お値引き」
- 手数料が「諸費用一式」
下取りと値引きがまとめられていると、本当の値引き額が分からなくなります。『下取りが高く付いたと思ったら、値引きが少なかった』ということも起こりえます。
値引きの相場や限界の目安は、フリード+(現行クロスター5人乗り)の値引き相場と限界額でまとめています。見積もりをもらった後に見比べると、どこまで交渉できそうかが分かります。
見積もりを比べる時の順番
見積もりを2枚、3枚と集めても、比べ方がバラバラだと判断できません。同じ条件で並べることが一番大切です。
- パワートレイン(ガソリンかe:HEV)と駆動(FFか4WD)を先に決める
- メーカーオプションをそろえた条件で見積もりを出してもらう
- ディーラーオプションは最低限にした見積もりも一緒にもらう
- 手数料の行を1つずつ並べて、外せるものを確かめる
- 値引きと下取りを分けて書いてもらい、別々に比べる
条件をそろえずに総額だけ見ると、オプションの多い見積もりが高く見えるだけ、ということになりがちです。まずは比べる土台をそろえましょう。
『ディーラーを何軒も回るのは大変…』という方も多いはずです。今はネットで新車の見積もりを取れるサービスもあります。家で条件をそろえた見積もりを並べてから、お店で話を詰める進め方もできます。
気になる方は、一度ネットで見積もりを取って、自分の条件でいくらになるかを見ておくと話が早いです。
フリードプラス買いたいドットコム
フリードプラスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フリードプラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
なお、見積もりの金額や値引きは、時期と地域で変わります。決算期などのタイミングはフリード+の買い時で確かめられます。
- Honda フリード 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
フリード+の新車の見積もりは取れますか?
フリード+は2024年6月に販売が終わっているため、新車の見積もりは取れません。2列5人乗りの新車なら、現行フリード CROSSTAR 5人乗りの見積もりになります。
見積書のどこを見れば総額の差が分かりますか?
ディーラーオプション、販売店の手数料、値引き、下取りの4か所です。本体価格と税金・保険料は、どこで買ってもほとんど同じです。
ガソリンとe:HEVでは見積もりはいくら違いますか?
本体価格はFF同士でe:HEVが399,300円高くなります(2025年改定後)。ただしe:HEVは税の優遇の対象とされているため、見積書の総額では差が少し縮まることがあります。
自動車税の行が見積もりによって違うのはなぜですか?
新車の自動車税は、登録した翌月から3月までの月割りで払うからです。登録予定月が違うと、同じ車でも金額が変わります。
古い見積もりと金額が違うのはなぜですか?
2025年にe:HEVが165,000円、ガソリンが約115,500円値上がりしているためです。改定前の見積もりとは本体価格が違います。
まとめ
- フリード+は新車では買えず、5人乗りの新車見積もりは現行フリード CROSSTAR 5人乗りになる
- 本体価格はガソリンFF 2,928,200円、e:HEV FF 3,327,500円(2025年改定後・税込)
- 差がつくのはディーラーオプション、手数料、値引き、下取りの4か所
- 値引きと下取りは別の行で書いてもらい、別々に比べる
- 見積もりはパワートレインと駆動、メーカーオプションをそろえてから並べる





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