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フリード+の中古車を見ていると「前期」「後期」「一部改良後」と書かれていて、何が違うのか分かりにくいですよね。新型の噂を聞いて、次のモデルチェンジを待つか迷っている方もいるはずです。
結論から言うと、ホンダ フリード+(プラス)の大きな節目は2019年10月のマイナーチェンジです。そして2024年6月に3代目フリードへ切り替わった時、フリード+の名前は無くなりました。
この記事を読めば、いつ何が変わったのかを年表で押さえられて、中古選びや新車の買い時の判断に使えます。
フリード+の改良履歴を年表で見る
フリード+は2016年9月16日に発売された、2代目フリードの2列シート5人乗りモデルです。約8年のあいだに、何度か手が入っています。
| 時期 | 内容 | フリード+への影響 |
|---|---|---|
| 2016年9月16日 | 発売(ガソリンとハイブリッド i-DCD) | 始まり |
| 2017年12月14日 | コンプリートカー「Modulo X」追加 | フリード(6・7人乗り)のみで、フリード+は対象外 |
| 2019年10月 | マイナーチェンジ(外観刷新・CROSSTAR追加など) | ここが前期と後期の境目 |
| 2022年6月 | 一部改良と特別仕様車「BLACK STYLE」 | 対象 |
| 2023年6月9日 | 特別仕様車「CROSSTAR BLACK STYLE」 | 対象 |
| 2024年6月 | 販売終了(3代目へ) | フリード+の名前が終わる |
表のとおり、フリード+そのものの大きな変更は2019年10月の1回です。あとは一部改良と特別仕様車の追加になります。
『モデューロXのマイナーチェンジも関係ある?』と思う方もいますよね。Modulo Xは6・7人乗りのフリードだけの設定で、「フリード+ Modulo X」は存在しません。
2020年5月のModulo Xの改良も、フリード+には関係ありません。
フリード+の中古を選ぶ時に一番意味があるのは、2019年10月より前か後かです。細かな一部改良より、まずこの境目で分けて考えてみてください。

2019年10月のマイナーチェンジで何が変わった?
2019年10月のマイナーチェンジは、見た目と安全装備の両方に手が入った大きな変更でした。ここを境に、発売から2019年9月までを前期、それ以降を後期と呼ぶのが一般的です。
- フロントまわりを中心に外観を刷新
- クロスオーバー風のグレード「CROSSTAR」を追加
- 安全運転支援の「Honda SENSING」を全車標準に
- 後方誤発進抑制機能を追加
中でも大きいのは、Honda SENSINGが全車標準になったことです。前期は、Honda SENSINGが付いているグレードと付いていないグレードがありました。
例えばこんな場面です。
「同じフリード+なのに、この前期の車は安いね」
「Honda SENSINGが付いていないグレードかもしれないよ。装備表を見てみよう」
前期の中古を見る時は、グレード名に「Honda SENSING」が入っているかを確かめておきましょう。前期と後期の違いはフリード+の前期・後期の違いでさらに詳しく比べています。
前期・後期で変わらなかったところ
マイナーチェンジで見た目や装備は変わりましたが、骨格やパワートレインの基本は同じです。ここを知っておくと、前期を選ぶか後期を選ぶかの判断がしやすくなります。
| 項目 | 前期・後期とも(先代フリード+) |
|---|---|
| ガソリン | 1.5L L15B(直噴)96kW(131PS)+CVT |
| ハイブリッド | 1.5L+1モーター+7速DCT(i-DCD) |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| 型式 | GB5(ガソリンFF)/GB6(ガソリン4WD)/GB7(ハイブリッドFF)/GB8(ハイブリッド4WD) |
| 荷室 | ユーティリティボードで上下2段に分けられる |
ボディサイズは全幅1,695mmの5ナンバーです。ただし後期で追加されたCROSSTARは、バンパーの形が違うぶん全長が標準グレードより長めになっています。
型式の頭の記号は、途中で変わっています。前期はガソリンが「DBA-」、ハイブリッドが「DAA-」でした。後期の途中で燃費の認証がWLTCに変わってからは、「5BA-」「6AA-」になっています。
GB5〜GB8の型式は、6・7人乗りのフリードと共通です。フリード+かどうかは、車検証の乗車定員が「5名」になっているかで見分けるのが確実です。
2022年と2023年の改良と特別仕様車
後期に入ってからも、フリード+には一部改良と特別仕様車の追加がありました。どちらも黒を基調にした仕様です。
2022年6月の一部改良の時に、特別仕様車「BLACK STYLE」が設定されました。翌2023年6月9日には、クロスターをベースにした「CROSSTAR BLACK STYLE」が出ています。
CROSSTAR BLACK STYLEの最終型の新車価格(税込・ホンダ公式アーカイブ)は次のとおりです。
| タイプ | FF | 4WD |
|---|---|---|
| CROSSTAR BLACK STYLE(ガソリン) | 2,720,300円 | 2,885,300円 |
| HYBRID CROSSTAR BLACK STYLE | 3,050,300円 | 3,215,300円 |
4WDはFFより165,000円高い設定です。中古でこの年式を見る時の、値段の物差しにしてみてください。
『最終型が一番いいのかな?』と思う方も多いはずです。装備の面では新しいほど有利ですが、そのぶん中古の値段も高めになりがちです。
装備の中身はフリード+ ブラックスタイルの装備と中古相場にまとめています。
- 車検証の乗車定員が5名かを見て、フリード+かどうかを確かめる
- 初度登録年月が2019年10月より前か後かで、前期か後期かを分ける
- 前期ならグレード名にHonda SENSINGが入っているかを見る
- 後期ならCROSSTARか標準グレードか、特別仕様車かを見る
- 最後にガソリンかハイブリッドか、FFか4WDかをそろえて値段を比べる
この順番で見ていくと、同じ「フリード+」でも中身の違う車を同じ物差しで比べてしまう失敗を防げます。
2024年のフルモデルチェンジで何が起きた?
2024年6月28日に3代目フリードが発売されました。これがフリード全体のフルモデルチェンジです。
このタイミングで、フリード+の名前は無くなりました。2列シート5人乗りは「フリード CROSSTAR 5人乗り」として残っています。
3代目で5人乗りを選べるのはCROSSTARだけです。AIRとAIR EXは6人・7人乗りのみなので、「5人乗りのAIR」を探しても見つかりません。
先代フリード+と現行CROSSTAR 5人乗りでは、中身がかなり変わっています。混同しやすいところを並べておきます。
| 項目 | 先代フリード+ | 現行CROSSTAR 5人乗り |
|---|---|---|
| 全幅 | 1,695mm(5ナンバー) | 1,720mm(3ナンバー) |
| 全長 | 4,295mm(HYBRID CROSSTAR) | 4,310mm |
| ハイブリッド | i-DCD(1モーター+7速DCT) | e:HEV(2モーター) |
| ガソリン | L15B+CVT | L15D+CVT |
| Honda SENSING | 後期は全車標準 | 全車標準 |
いちばん気をつけたいのは全幅です。現行クロスターは1,720mmで、3ナンバーになりました。
『駐車場が5ナンバー枠ぎりぎり…』という方は、実際に停められるかを先に確かめておきましょう。名前が消えた経緯はフリード+は生産終了?名前が消えた理由で詳しく触れています。
現行クロスター5人乗りの2025年の改定
3代目になってからも、価格改定と装備の見直しがありました。2025年に、パワートレインごとに値上げされています。
| パワートレイン(FF) | 発売時(2024年6月) | 改定後(2025年) |
|---|---|---|
| ガソリン | 2,812,700円 | 2,928,200円 |
| e:HEV | 3,162,500円 | 3,327,500円 |
e:HEVは2025年2月6日から一律165,000円の値上げです。ガソリンは2025年3月27日の発表、7月24日の発売で約115,500円上がりました。
値上げと同時に、ボディのクリア塗装が耐久性1.5倍の新しい材料に変わっています。アダプティブドライビングビームや後退出庫サポート、マルチビューカメラなども、メーカーオプションで選べる範囲が広がりました。

最新情報、2026年に次の改良はある?
2026年11月下旬に、3代目フリードの一部改良があると複数の自動車メディアが報じています。内容として挙がっているのは、AIR EXへの2列5人乗りの追加や、特別仕様車BLACK STYLEの設定です。
ただ、2026年9月27日の時点でホンダの公式発表はありません。報じられているのはあくまで予想です。
「フリード+」の名前が復活するという話も出ていません。
- 5人乗りの選択肢が増える可能性がある
- 新しい仕様を見てから選べる
- 公式発表前なので中身も時期も変わりうる
- 改良のタイミングで値上げになることもある
『待ったほうが得なの?』と迷う気持ちは自然です。急ぎでなければ公式発表を待つのも手ですが、今の条件でいくらになるかを知っておくと、待つかどうかを決めやすくなります。
まずは現行CROSSTAR 5人乗りの見積もりを取って、今の値段を手元に置いておきましょう。
フリードプラス買いたいドットコム
フリードプラスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フリードプラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車の値引きの目安はフリード+(現行クロスター5人乗り)の値引き相場と限界額で、買うタイミングはフリード+の買い時で確かめられます。歴代モデル全体の流れはフリード+の歴代モデル一覧にまとめています。
- Honda フリード 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
フリード+のマイナーチェンジはいつでしたか?
大きなマイナーチェンジは2019年10月です。外観の刷新とCROSSTARの追加、Honda SENSINGの全車標準化が行われました。ここが前期と後期の境目です。
フリード+の最新モデルはどれですか?
フリード+としての最後のモデルは、2023年6月に出た特別仕様車CROSSTAR BLACK STYLEを含む2024年6月までの型です。いま新車で買える5人乗りは、3代目のフリード CROSSTAR 5人乗りです。
フリード+のモデルチェンジで名前はどうなりましたか?
2024年6月28日の3代目フリードの登場で、フリード+の名前は無くなりました。2列5人乗りはフリード CROSSTAR 5人乗りとして設定されています。
2026年に一部改良はありますか?
2026年11月下旬の一部改良が報じられていますが、2026年9月27日時点でホンダの公式発表はありません。内容も時期も予想の段階です。
フリード+にModulo Xはありますか?
ありません。Modulo Xは6・7人乗りのフリードだけの設定です。
まとめ
- フリード+の大きなマイナーチェンジは2019年10月の1回で、前期と後期の境目になる
- 2019年10月にCROSSTAR追加とHonda SENSING全車標準化が行われた
- 2022年6月にBLACK STYLE、2023年6月9日にCROSSTAR BLACK STYLEが出た
- 2024年6月の3代目登場でフリード+の名前は無くなり、5人乗りはCROSSTAR 5人乗りになった
- 2026年11月の一部改良は報道段階で、公式発表はまだない





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